怪しい副業の見分け方と対策法

怪しい副業
怪しい副業

管理人の幸村です。

当サイトでは、私自身と同じような経験をしない為にも、怪しい副業情報やマネー(お金)に関する役立つ情報を投稿しています。

そして、このサイトを見た方が、正しい情報を手にするお手伝いができればと思っています。

さて、世の中にある副業の情報は数えきれないほど存在します。
ですが、この中にはとても悪質な表現や勧誘方法で稼げない怪しい業者もあります。

今回は、その怪しい副業の種類や勧誘方法、対策法を紹介していきます。

怪しい副業の種類

世の中にある「怪しい」と注意喚起などもある副業を紹介します。

怪しい副業①:「写真を撮るだけで月収○○円の報酬」という副業

この「写真を撮るだけで月収○○円の報酬」が得られるという副業を目にすることがあると思います。
まず、このような写真を撮るだけでという内容は、よくポイントサイトなどで見られます。
これは、自分の身近なものや風景の写真を撮って、ポイントを稼ぐというものです。

最近では、この手法を使って、「写真を撮るだけで月収30万円の報酬ゲット」などと謳って副業を勧める業者があります。
しかし、このすべてが稼げる副業ではないといってもよいぐらいです。

この副業の流れとしては、最初にLINEなどに誘導をします。
そして、そのLINE内でマニュアルブックなどの電子書籍を低価格で購入されてきます。

この電子書籍の内容は、多くはポイントサイトの活用法ややり方が書かれている手順書などが多いです。
当然、月収30万円も稼ぐことは出来ません。
そこで、「もっと稼げるようになるには、有料のサポートが必要です。」などといった電話での勧誘があります。
この電話相談の中で、言葉巧みに高額なサポートプランに契約を促してきます。

流れとしては、

セールスページからLINE登録→低価格の電子書籍の購入→電話相談による高額プランの契約

といった感じで進めてきます。

このような流れだと気づいたら、絶対に契約はしないでください。

参考資料:
また、こちらは、写真を撮るだけの副業に対しての消費者庁の注意喚起です。
参考にしてください。

怪しい副業②:スタンプを送るだけで報酬ゲットという副業

この副業には、「スタンプを送るだけ」「定型文を送るだけ」といった簡単な作業で報酬を得られるといった副業を勧めるセールスページがあります。
簡単な作業を1日10分で月収○○円という甘い謳い文句で誘ってきます。

しかし、この多くは、ライブ配信を行うライバー勧誘するといった営業だったりします。

「写真を撮るだけ」と同じように、セールスページからLINE登録に誘導されます。
そして、マニュアル電子書籍の購入を勧めてきます。

やはりマニュアル電子書籍の内容は、ポイ活や自己アフィリエイトなどです。
または、副業の必要性や副業の種類などを書いた内容が多いです。

その後、サポートデスクなどに電話をするや相手から電話が来ます。
電話の内容は、「やり方がある」などと説明され有料プランを紹介されて高額な料金の請求をされます。

流れは、写真を撮るだけの副業と同じく

セールスページからLINE登録→低価格の電子書籍の購入→電話相談による高額プランの契約
という流れで進めてきます。

怪しい副業③:高額当選・救済支援・お金配り案件も怪しい誘い

稼げる副業を探していて、「お金配りイベント」「生活応援支援」「高額当選」などの案内があると思います。

こちらも言わずとも分かるようにお金を手にすることは出来ません。

こちらは、投資で成功したという人物が困っている人を助けたいなどと言ってきます。
そして、送金をするので、名前や連絡先、口座情報などを要求してきます。

その他に当選者にお金を配るなどというイベント形式もあります。

しかし、これらはすべてお金を受け取ることは出来ません。

お金を送金するには、手数料が必要などと言ってお金を逆に請求してきます。
もし、振り込んでしまったとしても、送金されることはありません。

それどころか、さらに手数料を請求してくる場合があります。

現金での手数料の支払いの場合だけでなく、ギフトカードを購入させて独自サイトのポイント購入の場合もあります。

見ず知らずのネット上の人にお金を配ることなど、甘い話はありません。
もし、お金に困っている状況でも絶対に参加しないでください。

さらに困難な状態にもなりかねません。

怪しい副業④:FXの自動売買システムによる副業

こちらのFXの自動売買による副業は、SNSやDMなどで案内されることが多いです。

通常では考えられない勝率や利益率を謳って、FX初心者を狙って勧誘してきます。

こちらも低額の電子書籍の販売や無料体験などから誘ってきます。

このような金融商品は、自動売買だけでなく、バイナリーオプションやロジック教材の販売などもあります。

手法はほとんど同じで、低額の電子書籍では大きく稼げず、有料プランやシステム購入が必要と言ってきます。

そこで、高額な料金を請求してきます。

基本的にFXの自動売買は大事な資金を溶かすものと思ってください。

提供されたシステムをそのまま使っていては、どんなに優秀なシステムだったとしてもいずれは資金を失くす時が来ます。
精度の低い悪質なシステムの場合は、一度も利益が出ることなく資金を失くすこともあります。

FXの相場状況に応じてカスタムが必要になります。

※カスタムしたからと言って必ず稼げるということもありません。
かなりのFXの経験と知識が必要となってきます。

これらの金融商品を勧めてきたら、迷わずその場から立ち去りましょう。

参考資料:
こちらは、金融庁のFX取引や暗号資産取引の注意喚起です。

怪しい副業⑤:ネット通販、ECサイトなどを利用した物販(転売・せどり)の副業

こちらは、SNS広告や副業情報サイトなどからの勧誘が多いです。

よくあるのが、無在庫で販売するのでリスクなく稼ぐことが出来ると謳ってきます。

しかし、最近はどこのECサイトも無在庫の販売方法に厳しくなっています。
商品紹介の写真の転載も厳しくなってきています。

また、このような物販で稼ぐ方法を、多くの人に教えてしまうことは市場が飽和状態にもなります。
教えることに本当はメリットはありません。

ではなぜ教えるかというと講座の受講料の方が効率的に収入になるからです。
手法を教えたからと言って、稼げる保証はされていません。

このような厳しい物販業界で、未だに無在庫転売を勧めてくるという事はそういうことです。

さらに、無在庫でなくても、物販で稼ぐことは簡単ではありません。
リサーチ・仕入れ・商品紹介(写真撮影)・価格設定・購入取引・発送とやることは多いです。

そういった状況を言わずに、簡単に稼げるかのようにセールスしています。

仕入れの軍資金は必要ですし、売れなければ、在庫として残ります。

高額なサポート料を支払った場合はその料金のマイナス分もあります。

こちらも勧誘の流れは同じで、

セールスページからLINE登録→低価格の電子書籍の購入→電話相談による高額プランの契約

と副業の種類に関わらず、上記のような流れで誘ってきます。

 参考資料:
こちらは、・消費者庁の物販ビジネスに対する注意喚起です。

怪しい副業の共通点

こちらの項目では、怪しいと言われる副業の共通点を伝えていきます。
このような謳い文句・勧誘方法があったらそれは、「怪しい副業」と判断してもいいでしょう。

・1日○○分の作業で月収○○円が狙える(目指せる)
・誰でも出来る簡単作業(写真を撮るだけ・スタンプを送るだけ)
・初心者OK・スキル・知識が不要(FXツールなど)
・スマホ1台で出来る
・ハズレなし・必ず当たる、ばらまきキャンペーン、高額当選、救済支援など
・ほったらかし、丸投げ運用、自動収益システムなど
・勝率○○%と90%以上を謳っている内容
・低額の電子書籍マニュアルの購入で稼げると勘違いさせる
・有料サポートを受けないと稼げないと誘導してくる
・稼げてからの完全後払いを勧めてくる
・お金が払えないというと分割を勧めて、遠隔操作で支払い作業を勧めようとする

怪しい副業に出会った時の対策法

もし、怪しい副業に出会ってしまった時は下記の事を守って行動してください。

1.お金を請求されても、絶対に支払いをしない。

今までに紹介したような怪しい副業を勧める業者は、仕事を始める前にお金の支払いを求めてきます。絶対に支払いをしないでください。

また、分割払いでクレジットカードを勧めてきても、「それなら払えるかも」と絶対に思わないでください。

2.必ず仕事内容や契約書を書面でもらえるかを確認する。

怪しい副業に限らず、仕事の内容や契約書は、必ず記録が残る形でもらいます。
もし、思っていた仕事と違ったり、契約を解除したいとなった時のクーリング・オフの際に必要になるので、後でトラブルにならない為にも必ずもらってください。

※もし、記録に残る形で用意してもらえない場合は、どんな形でもその仕事は始めないことをお勧めします。

3.相手先の情報を細かく確認する。

基本的に、副業を勧めてきた業者の所在地や連絡先が実在する会社なのかを調べて確認をします。
もし、その業者がバーチャルオフィスやレンタルオフィスの場合は怪しい業者の可能性が高いです。
また、連絡先もフリーメールの場合も気を付けたほうがよいです。

※極まれに、実際に稼げる情報を提供している場合があります。
その際は、仕事内容の確認や契約時に面談して話を聞けるか、実際に稼いでる証拠書類(収入の分かる証明書・通帳)を確認できるかで判断をしてください。

もし、間違って契約や支払いをしてしまった場合の対策法

もし、契約や

1.クーリング・オフの申請をする。

もし、契約をして、やっぱり不安や信用できないなどの怪しい副業だと気付いた場合は、速やかにクーリング・オフの申請を相手業者にしてください。

電話相談の時に契約した場合は、期間内であればクーリング・オフが適用されます。

※もしクーリング・オフの期間が過ぎていても、「契約書がない」「契約書に不備がある」という場合は期間外でもクーリング・オフが出来るので申請してください。

参考資料:
クーリング・オフの手順を参考にして申請を進めてください。

2.国民生活センターや消費者センターに相談をする。

もし、怪しい副業だと気付いて、1人ではどうやっていいか分からない場合は国民生活センターや消費者センターの相談員に相談してアドバイスをもらってください。

また、自分1人で相手業者とやり取りするよりも相談員から連絡をしてもらった方が契約解除や返金がスムーズに行える場合が多いです。

相手業者からすれば、第三者が関わってくる方が嫌がります。
そして、法に触れることをやっていることは自覚しているので、強く出てくることは少なくなります。

3.消費者ホットラインに相談する。

消費者ホットラインは、「188」で繋がる「誰もがアクセスしやすい相談窓口」として開設されたものです。どこに相談するのか困った場合に、お住いの近くの消費者センターの窓口を案内してくれます。

それでも、解決できない場合は?

上記のような国民生活センターや消費者センターに相談しても解決しない場合があります。
そして、支払いがクレジットカードであれば、カード会社に連絡をします。
カード会社に支払い停止の経緯を説明し、抗弁書の提出やチャージバックを依頼します。

※クレジットカード一括払いの場合は、分割払いに変更しておくと支払いまでの時間の猶予ができるので、変更して時間を稼ぐことをお勧めします。

また、それでも解決が見られない場合は、最終手段として弁護士や警察の方に情報を伝えて動いてもらうことになります。

警察に依頼したい場合は、緊急性の高い場合は110番通報です。
しかし、緊急でない場合や110番に連絡しづらいという方は、警察相談窓口「#9110番」に連絡するとよいです。

弁護士に相談する場合は、費用も高額な為、同じ被害にあった人同士で組んで集団で依頼することも出来ます。

怪しい副業に捉らない為の予防策

まず、怪しい副業に捉らない為には、分からない内容の仕事に手を出さないことです。

もし、副業をやりたい場合は、クラウドワークスやココナラ、ランサーズなどを利用して始める方が安全です。
または、しっかりと実績の証拠の開示や直接面談で会って、仕事内容の確認が出来るものであれば、検討する価値はあるかもしれません。

まとめ

怪しい副業で高額請求を受けたり、間違って契約してトラブルに巻き込まれない為にも、上記の記事を参考に行動してください。

インターネット上やSNSのDMなどで、今回の記事に当てはまる副業を見つけたら、無視してスルーが賢明です。

それでも、インターネットを使った副業を探している人は、上記の副業を避けたものを選びましょう。
そして、相手側の細かい情報や口コミや掲示板などで確認をして判断しましょう。

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